こんにちは。だんぞーです。
先日発表された、「
AQUOS R2 compact」。
SIMフリー販路も販売検討中だそうで、
小型モデル難民の方々にとっては僥倖とも言える発表かと。
なんたってこの小型筐体にSDM845、4GBメモリ。
ハイエンドの名に違わないスペックです。
ヌルサク快適液晶として知られる「ハイスピード
IGZO」
も採用。
別の次元に放り込まれたかのような操作感は、確かに快適。
この操作感自体は「
AQUOS R2」でも体感出来るので、
未チェックの方は見てみたほうが良いです。
ぶっちゃけこの「
IGZO」
一つのために
AQUOS欲しいくらいです。
貧乏人の悩みの種は尽きません。
......で。
この「
AQUOS R2 compact」が物議を醸しているのが、ディスプレイの「
ダブルノッチ」。
これについて、要る or 要らない、ダサい or 気にならない、等々。
様々に言われています。
このダブルノッチ仕様の「
AQUOS R2 compact」について、
ぼくの思うところも含めて話していこうかなと。
■そもそも、ノッチの存在意義とは。
そもそもノッチって。
「限りある筐体のスペースを、極力全部ディスプレイにしたい」
というデザインコンセプトから端を発してるわけですよね。
まあ、一言で言えば「ベゼルレス」を目指したメーカーの、現状出来うる解決策の一つ。ですわな。
インカメラや各種センサーを、まさか弾くわけにもいかない(ベゼルレスでも無いのになぜか各種センサー類を弾いた謎端末「isai FL《リンク 価格ドットコム》」の話はやめろ)ので、”見渡す限りディスプレイ”なデザインを実現する場合、どっか別の場所にカメラを隠すか、じゃなければノッチか、という選択になるわけです。
つまるところ、現状ノッチデザインってのは「次代に向けての妥協案」の色合いが強いんですよね。
ただまあ、ノッチを前向きに捉えるひとつの考え方として。
”ベゼルの一部”
が
”ディスプレイ側に出っ張っている”
と考えるのではなく
”ディスプレイの一部”
が
”ベゼル側に出っ張っている”
と捉える。
これによって、”ベゼル側により多くの情報を表示”させられるデザインと見れば、わりとノッチ自体は受け入れやすくなるんじゃないかなと思います。
......まあ、
iPhoneとかPixel XLのノッチは、そういうことではないみたいなんですけどね。
■で、R2 compactのノッチ。
んで、R2 compactのダブルノッチです。
ディスプレイ上部、及び下部にそれぞれ。
インカメラを避けるように配置されたノッチと、指紋センサーを避けるように配置されたノッチがあります。
とくに言われているのは「下部」ノッチですね。
・わざわざそのノッチを作るくらいなら前面指紋センサー辞めたら?
・そっち(下)側になんの情報を表示させるの?
この辺が反ダブルノッチ派の意見でしょうか。
で、この意見両方とも、ぼくもそう思います。
仰る通りだと思うんですよね。
と同時に、ぼくがこのデザインについて肯定的に思う部分としては。
「前面指紋センサー」をよく頑張って付けたなあ。
という点なんですよね。
完全に個人的な話ですが、ぼくは指紋センサーは前面の方が便利だと思う人間なんですよね。
机に置いた状態から、持ち上げたりせずとも画面をオンにして操作できるわけですよ。
ここ最近のGalaxyとか、
ファーウェイ機は
指紋認証が後ろに付いてるから、
卓上に置いたままってのが出来ない。
顔認証も結局
スマホ傾けて顔に向けるか、
顔をグイッと乗り出して
スマホを見つめる変態になるか。
案外、机に
スマホっていうシチュエーション多いと思うんで、
前面指紋センサーのほうが需要あると思うんだよなあ。
画面内指紋センサーっていう手はないのかって話ですが。
現状は、
IGZO液晶との両立は難しいんじゃないかなあと思います。
焼付きを気にしないで良いってだけで
有機ELより好きですし。
■ひとつの結論。ぼく自身が、アリかナシか、と言われたら。
結論から言えばアリ、ですね。
下手にオリジナリティ出してるわけでもなく、
googleとしっかり話し合ってるなんてことも言ってましたし
。
これによって挙動がおかしくなる、なんてことも無いでしょう。あってもらったら困る。
2年くらい前からですが、
SHARPはようやく始まった感がしますね。